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AI内視鏡検査とは
AI胃カメラ検査
AI胃カメラ検査では、上部消化管の胃カメラ検査時に胃腫瘍性病変や食道扁平上皮がんの疑いがある領域をリアルタイムに検出することができます。AI技術を導入した画像認識機能により、従来の検査と比べてより高い精度で胃がんや食道がんの病変部を検出することができます。
AI大腸カメラ検査
AI大腸カメラ検査では、大腸がんや大腸ポリープなどの疑いがある領域や、腫瘍性・非腫瘍性の鑑別を行うことができます。AI技術を導入した画像認識機能により、従来の検査と比べてより高い精度で大腸がんや大腸ポリープの病変部を検出することができます。
AI内視鏡検査の必要性
AI内視鏡検査とは、食道がんや胃がん、大腸がん、大腸ポリープなど微細な病変を発見することが可能な検査です。胃がん・大腸がんともに、日本でがん罹患数・死亡数は年々向上しており、社会的に問題視されている疾患です。
一方、胃がんや食道がん、大腸がんは、初期の段階であれば胃・大腸カメラ検査によって早期発見や早期治療を行えば治る可能性が高い疾患です。当院では、AI内視鏡技術を導入した胃・大腸カメラ検査を受けることができます。何かご不明な点がある場合は、お気軽に当院までお問い合わせください。
胃がん
胃がんとは、胃の粘膜細胞ががん化した状態の疾患です。胃の粘膜表面ががん化すると、次第に胃の粘膜下層へ進行していき、その後全身の臓器に転移する可能性もあります。胃もたれ・胃痛・胸焼けなどの日常的な症状は、胃がんの一症状の恐れもありますので、注意が必要です。
胃がんは初期症状がほとんど見られず、気づかずに進行していることもありますので、定期的な胃カメラ検査による早期発見・早期治療が重要となります。
大腸がん
大腸がんとは、大腸粘膜に生じる悪性腫瘍のことです。大腸がんは大腸ポリープの一種であり、大腸ポリープには良性と悪性の2種類が存在します。胃がんと同様に、進行すると全身に転移する可能性もあります。血便や腹痛、下痢、便秘などの日常的な症状は、大腸がんの一症状の恐れもありますので、注意が必要です。
大腸がんも初期症状に乏しい疾患であるため、定期的な大腸カメラ検査による早期発見・早期治療が重要となります。
AI内視鏡検査の特徴
- 胃がんや食道扁平上皮がんの疑いがある部分をリアルタイムに検出可能
- 丁寧な観察を支援する「ランドマークフォトチェッカー」を搭載
- 内視鏡システムと一体化した操作性により、患者様の負担を軽減
- 病変検出支援機能と疾患鑑別支援機能の搭載
- 大腸ポリープの可能性がある部分をリアルタイムに検出
- 大腸ポリープの腫瘍性または非腫瘍性をリアルタイムに判定
当院の内視鏡検査の特徴
鎮静剤を使用し、苦痛を軽減した検査
当院の胃カメラ・大腸カメラ検査では、鎮静剤を使用しています。鎮静剤を使用することで、痛みを抑え、ウトウトと眠ったようなリラックスした状態で検査を行うことができます。
胃カメラ・大腸カメラ検査は、胃がんや大腸がんなどの重篤な疾患の早期発見・治療に繋げることができます。当院では、内視鏡専門医が検査を担当していますので、お気軽にご来院ください。
経鼻内視鏡と経口内視鏡検査が選択可能
当院の胃カメラ検査は、経鼻内視鏡検査と経口内視鏡検査を選択できます。特に、経口内視鏡検査時に嘔吐反射を起こしてしまい、苦手意識がある方には経鼻内視鏡検査がお勧めです。
経鼻内視鏡検査と経口内視鏡検査のどちらを選択されるかは、医師と相談して決めていただけます。何かご不明な点がある場合は、お気軽にご相談ください。
「ELUXEO8000内視鏡システム」による胃・大腸カメラ検査
当院の内視鏡システムには、富士フイルム社の「ELUXEO8000システム」を導入しております。ELUXEO8000システムは、高出力4LED光源による様々な観察モードを使い分けることで、胃や大腸内を詳細に調べることができるLED光源搭載内視鏡システムです。
また当院では、富士フイルム社のAI内視鏡診断支援機能「CAD EYE™(キャドアイ)」も導入しております。CAD EYE™は従来型の検査システムとは異なり、AIによる画像認識機能を実装することで高精度な病変部の検出を行うことができ、わずかな病変部の腫瘍性・非腫瘍性を鑑別することが可能です。
軸保持短縮法を採用
軸保持短縮法とは、内視鏡スコープを肛門から挿入する際の患者様の苦痛をできるだけ軽減させることができる挿入法です。一般的に、大腸カメラ検査で苦痛を訴える患者様の多くは、内視鏡スコープを挿入することで大腸のひだが伸ばされることが原因です。大腸の形には、歪曲しているものや強くねじれているものなど様々な形状があり、内視鏡スコープを挿入することでこれらが引き伸ばされることで、苦痛を伴うようになります。
当院では、軸保持短縮法を採用することによって、このような患者様の苦痛をできる限り軽減するよう、努めています。
大腸カメラ検査中に見つかった大腸ポリープはその場で切除可能
当院では、大腸カメラ検査中に大腸ポリープが発見された際には、そのまま切除を行います。大腸ポリープは大腸がんの前がん病変のため、切除しておくことで将来大腸がんになるリスクを軽減することができます。
なお、大腸ポリープの大きさや数によっては、高度医療機関をご紹介させていただきます。
炭酸ガスで検査後のお腹の張りを軽減
大腸カメラ検査では、微細な病変を見つけ出すために大腸内に空気を送り込んで大腸のひだを伸ばし、観察しやすくします。しかし、この際に腹部の圧迫感や膨満感などの苦痛を伴うことがあります。
したがって当院では、空気ではなく炭酸ガスを導入しています。炭酸ガスは空気とは異なりそのまま体に吸収されるため、空気の場合に生じる腹部の圧迫感や膨満感を軽減でき、より快適で安全な検査を行うことが可能となります。
トイレ付完全個室を完備し院内下剤に対応
大腸カメラ検査を行う際には、事前準備として下剤を服用し、腸内をきれいに整えておく必要があります。しかし、初めて下剤を服用することに不安を感じる患者様や、遠方よりお越しで移動中のお腹の調子が心配な患者様も少なからずいらっしゃいます。
そのため当院では、検査前に院内にて下剤を服用する方法を採用しております。院内で下剤を服用する際には、トイレ付きの完全個室をご利用いただけます。個室にはWi-Fiも完備しておりますので、お仕事をしたり映画も見るなどしながら、リラックスした状態で下剤を服用していただけます。
初診当日の胃カメラ検査に対応
当院では、初診当日に胃カメラを受けることが可能です。初診当日の検査の実施には、検査枠や患者様の食事状況などいくつか条件はありますが、急な体調不良などで早急なご来院をご希望の場合は、お気軽にご相談ください。
ストレッチャーで負担なくリカバリールームまで移動
検査で鎮静剤を使用した場合は、薬の効果が切れるまで院内のリカバリールームにてお休みいただきます。リカバリールームへの移動は、検査後に患者様には寝た状態のままストレッチャーで行います。
胃・大腸カメラ同日検査に対応
普段お忙しいなどの事情で何度も通院することが難しい場合は、胃カメラ検査と大腸カメラ検査を同日に受けることも可能です。2つの検査を同日に受けることで、食事制限も一度で済むというメリットもありますので、ぜひご活用ください。
早朝の胃・大腸カメラにも対応
当院の胃カメラ検査・大腸カメラ検査は、午前8時半から対応しております。日中お仕事等で日中お忙しい方は、ぜひ早朝の検査をご利用ください。
土曜日の胃・大腸カメラにも対応
当院の胃カメラ検査・大腸カメラ検査は、土曜日にも実施しております。平日お仕事等でお忙しい方は、ぜひ土曜日の検査をご利用ください。
内視鏡検査に関するページ
監修:横浜わたなべ内科・内視鏡クリニック 鶴見院 院長 石部 敦士